結婚費用の「もめごと」あれこれ

結婚とはカップル本人同士だけの話ではないとよく言われ、家対家の話も巷ではよく耳にします。確かにある日突然、他人同士が婚姻届一枚で一つの家庭、一つの世帯を作ることができるわけなので、そこに表面上には見られなかった問題や考え方、それこそ文化や風習、ものの見方すらも違いが発生しても仕方ないものです。そうした中でも特にお金に関しての値観などはその顕著な例ではないでしょうか。となると、結婚費用や結婚式の費用などに認識の違いが発生しても無理はありません。その中でも特に目立った結婚費用についての問題があります。それは、両家の金銭感覚の違いから生まれやすいトラブルやもめごとなどは、異なる価値観同士の両家ではよ...

結婚を迎えるにあたって、結婚式の費用、そして結婚費用を親が負担したり、一部援助したりするということはご祝儀以外にもあることです。やはりかわいい息子、娘が、新たな伴侶と新たな人生の門出を迎える時には、たとえ過保護ではなくとも何か手助けしてあげたい、それには手っ取り早く結婚費用を一部支援してあげたいと思うのが親心なのでしょう。また実際問題、ブライダルローンなどに頼らず結婚費用を自己資金や自分たちで何とか調達するにせよ、数百万円もの大金を預貯金で持っているなどという恵まれた経済環境にいる若いカップルはなかなかいないものでしょう。こうした結婚式のお金にまつわるトラブルやもめごとで、親が資金援助するから...

ざっくばらんな話、結婚式の費用の中で結婚するカップルが費用負担をなるべく軽減させられるか、させられないかは、親戚や披露宴出席者からいただくご祝儀にかかっていると言っても過言ではありません。下心が見え隠れしてしまうことではありますが、結婚式の費用の軽減をしたい気持ちや、あわよくば結婚費用の一部にも充当したいという気持ちは、若いカップル、特にまだ預貯金に十分ゆとりがないカップルにとっては本心の部分でしょう。しかし、実際は結婚式に出席する人たちは様々な金銭感覚や価値観を持った人たちが多いものです。例えば、3万円のご祝儀を出して出席した友人の披露パーティーの後、その友人を招待していただいたご祝儀の金額...

結婚は時として文化や価値観が異なる環境で育った者同士が、世帯を作ることでもありますが、ことさらお金の問題になると金銭感覚の問題や文化や習慣の影響、地域の人間性など様々な要素が顕著になるものです。結婚を控える段階に入り、プロポーズから結納、そして結婚式から新居での生活と目まぐるしい日々を結婚というイベントを通じて送ることになりますが、両家の金銭感覚の問題は、結婚費用や結婚式の費用において結婚する当人同士の問題以上に発展してしまうこともあります。時には古い感覚を持ち出す人もいるかもしれませんし、土地の文化を重視する人もいるかもしれませんが、あくまでも両家の結婚や結婚費用に関する見解の相違がある場合...